高卒認定で奨学金を使えるか

20代後半で看護師を中卒が目指す場合2つのお金が必要です。1つは看護学校。2つ目は高卒認定試験にです。
人生で最もお金が必要になる場面、いわゆる「人生の3大資金」は、住宅資金、老後の生活資金、そして子どもの教育費だと言われています。
いつの時代も、子どもの教育は親が頭を悩ませながら何とかやり繰りしているものです。
できるだけお金をかけたくない、しかし最低でも人並みの教育はさせてあげたいというのが親心です。

 

これが親孝行になるかどうかは別問題として、高卒認定試験は、ある意味でとても割安で高卒と同等の資格が得られる制度です。
受験料は1回4500円から8500円で、1年間に2回ある試験を仮にどちらも7科目以上受けたとして受験料は年間17000円となります。
受験料は受験する科目によって3区分になりますので、2回目の受験が3科目以下なら年間に必要な受験料はさらに4000円ダウンします。
市販されている高卒認定試験用のテキストが1教科1冊2000円として、最低限で8科目受験が必要ですから合計16000円。
テキストは1回買えば足りますので、以上を合計すると、1年間で高卒認定試験に投資する費用は、諸経費(願書郵送料、消費税、試験会場までの交通費等々)を合わせても4万円にもならない金額です。
公立高校に通うことを考えれば4万円は、入学時に購入する制服代にも足らない額であり、学校に納める諸経費と見ても数ヶ月以内に消費してしまう程度の金額でしょう。

 

このように考えると、もしも最低限の教材と費用で、独学で高卒認定試験に臨むとすれば、それはもはや返済の義務がない奨学金をもらって高校に通い卒業するのと大差が無いとも言えます。
高卒認定だけでは高校卒業にはなりませんが、その後に例えば専門学校に入学することを考えている場合、多くの学費と様々なルールや人間関係の中に身を置いて3年間過ごして進学するよりも、かなり自由で効率的だと考えて良いでしょう。

 

もちろん、高校に行けば、多くの友だちと出会い、様々な経験もして、何より高校の卒業証書をもらえて最終学歴が高卒となるメリットは、独りで高卒認定だけで行こうとする場合は絶対に得られないものです。
悩むところですが、選択肢として、高卒認定もあるということは知っておいて損はないでしょう。