高卒認定を使って推薦入試

高校を中退したものの、その後、専門学校や大学・短大に進学したいと考えている人は決して少なくありません。
専門学校や大学などは、原則として高校を卒業した人に入学資格を与えています。
大学入試は、その入学資格が無い人は受験することもできません。

 

そこで、高校中退者が選択できる進学のための道としては、高校に再入学するか、高卒資格を得られる各種学校に入学するか、高卒認定試験によって高卒と同等の資格を手に入れるかのいずれかになるでしょう。
高校に再入学する場合には、どう矯正との年齢差が生じてしまうので、懸念する人が多いです。
また、高等専修学校などの高卒資格を得られる学校へは、自分が極めたい・学びたいと思う学科が無ければ、入っても長くは続かない恐れがあります。
高卒認定は、独学でも受験し合格を手にすることが可能な資格試験ではありますが、独りで挑戦し続けるモチベーションをどう維持するか、そして高卒認定を取得しても「高校卒業」とは絶対にならないことに注意をしなければなりません。

 

以上のいずれかで高卒またはそれに匹敵する資格を手にしたら、いよいよ大学等への進学ということになりますが、専門学校はおよそ入学選抜試験が無いことが多い一方、大学や短大は入試を突破しなければなりません。
例えば大学は、3年間学校で授業を受けて受験対策も行って来た現役高校生と定員を争い、そして勝たなければ入れません。
高卒認定から大学入学を希望する場合は、高卒認定試験のレベルと大学入試のレベルとの差を目の当たりにすることになります。

 

ただしそれは一般入試の話であり、現在、大学では「AO入試」と呼ばれる推薦入試のような制度を取り入れているところも多いです。
OA入試では、書類審査や面接などによって入学者を選抜します。
いわゆる大学入試のための勉強は必要とはされませんので、高卒認定取得者が大学に入る場合の大きなメリットを持つ入試制度と言えるでしょう。
また、高卒認定取得者枠を設けている大学もあり、正に高卒認定取得後に大学進学を希望する人にとっては嬉しいものとなっています。